STORY

ストーリー

ゲストハウスGOMAは2017年胡麻に移住したデザイン事務所GOMAがはじめた宿泊施設。古民家の離れを1棟貸しのゲストハウスに、さながら古い友人を招くように国内外からゲストを迎えている。周辺に宿泊施設が全くない胡麻で宿泊事業をはじめたその理由、これからの展望などをセルフインタビュー。
文:東裏晶子(GOMA)写真:和田久、デブ子デラックス、GOMA

こんないい田舎感、絶対に伝わるなぁと思った。

胡麻が持つ“いい空気感”は絶対伝わると思って。

私たちは2017年に胡麻に移住と同時にウェブデザイン事務所とゲストハウス事業を始めました。それまでそれぞれ京都、大阪で仕事中心の暮らしをしていたのですが、人生もっと楽しむ方にシフトしようということになって。夫が趣味のサイクリングでよく訪れていた胡麻で庭付き古民家を紹介され「ここだ。」と移住しました。
古民家は母屋と離れの2棟あって、母屋を事務所兼自宅、離れを家族や友人用のゲストルームにしました。とは言え毎日友人が泊まりに来る訳ではないので「じゃあゲストハウスとして提供しよう。」とはじめました。

「どうしてゲストハウスを?」「あなたのような旅人がいるから。」

何故かとよく聞かれます。胡麻は観光地ではないですし、町や観光地から離れています。だからこそこの空気感(「素朴な天国」とこっそり呼んでいますが)に価値があります。のどかで、平和で、静かで、心休まる素晴らしい場所です。東京やニューヨーク、パリ、忙しくて賑やかな街から来たゲストが癒されるのを間近で感じます。私たちもここの持つ空気が気に入って移住したので、誰かと共感できるのが喜びです。ここには、町にある便利なものがありませんが、それが良さだと思っています。今はじめて3年目ですが、リピーターもできたり、友人になったり、楽しい関係性も生まれています。

ゲストハウスがあることで胡麻がもっとワクワクする場所になったら

卵が先か、鶏が先か。ゲストハウスが先か、コンテンツが先か。

何もしない贅沢、と全員が思って泊まりに来る訳ではなくてやはり旅先で美味しいものを食べたり、特別な体験がしたい気持ちもわかります。
胡麻はまだまだコンテンツが増えていく場所だと感じています。ゲストハウスをやっていることでローカルビジネスのチャンスがあると思ってくれる人がもっと増えていったら嬉しいです。実際、カフェ兼陶芸スタジオでの陶芸体験を紹介したり、江戸時代から続く農家さんと収穫体験を企画したり、サイクリングツアーでこっそり行く価値あるカフェを紹介したり。胡麻に縁がある人と繋がることで様々な体験メニューを作り、ブログやSNSで発信していく。今年から自宅ヨガをスタートしました、夏は外でやりたいと企んでいます。これからもメニューが増える予定で自分たちも楽しみです。
個人的にはコーヒースタンドと夜気軽に飲める場所が出来たら最高!

みんなでHappyに。

GOMAは小さな会社です、そんな小さな会社のゲストハウスに東京、ニューヨーク、パリや世界中から田舎の空気を楽しみに人が訪ねてくる。ローカルに目を向けたらデザインの仕事を通じてカメラマン、デザイナー、ライターやモデルなど様々な繋がりができて、チームで仕事ができるようになる。
続けていることでどんどん面白いことができるようになることを実感しています。
今年4年目を迎えるのですが、ゲストハウスのパンフレットをリリースします。それもこうやってチームで仕事ができるようになったから、このスピード感は都会にはないですよね(笑)
最近ローカルビジネスや胡麻で起業したい人に向けたウェブ制作サポートをはじめました。地域ビジネスのブランディングやイベント企画、プロモーション等も行っているので域内で面白いことをどんどんやっていきたいと思っています。小さな個性的なお店が増えて、面白そうだなって訪ねてくる人が増えて、そうして胡麻自体がどんどん楽しい田舎になって子供たちが将来胡麻で何かやりたいって思ってもらえたら嬉しいです。